背中の毛の処理なら脱毛!シェービングだと結婚式で惨事が
自分では気づかないけれど、他人からはよく見えているのが背中のムダ毛です。
背中が開いたセクシーなデザインのワンピースを着ていても、背中のムダ毛がモサモサしていては台無し。後ろ姿で男性をドキッとさせるどころか、幻滅させてしまいます。
背中にムダ毛があると、水着や、背中が開いたデザインの洋服を自信を持って着られないので、しっかり処理したいですね。
でも、背中の毛をカミソリやシェーバーで剃るのは難しいですし、除毛タオルも黒ずみの原因になる可能性があっておすすめできません。
一番きれいに仕上がるのは脱毛です。脱毛が完了すれば、処理しなくてもきれいな背中を維持できるんですよ。背中脱毛にかかる費用や期間、注意点についてお伝えします。
背中の毛の処理は脱毛しよう!脱毛ならではのメリット
「背中の毛を処理したいけど、どうしたらいいんだろう」と悩んでいる人はたくさんいます。手が届かない部分もあるので、完璧には処理できませんよね。
背中の毛をきれいに処理したいなら、光脱毛サロンや医療レーザー脱毛クリニックに通うのがおすすめです。背中脱毛のメリットを3つご紹介します。
- 自分でのお手入れが難しい箇所も処理可能
- サロンでの処理には美肌効果もある
- 脱毛完了すれば、処理が不要になる
脱毛ならカミソリや家庭用脱毛器では難しい部分まで処理可能
カミソリやシェーバー、家庭用脱毛器だと、どう頑張っても手が届かない部分がありますよね。
でもサロンやクリニックでの脱毛なら、スタッフさんにやってもらえるので、すみずみまで処理が可能です。家庭用脱毛器のように、手が届かなくて脱毛できない箇所なんてありません。
サロンやクリニックでの脱毛には美肌効果もあるので背中がツルツルに
光脱毛サロンでの脱毛では、処理後に保湿ジェルなどを塗ってくれるので、美肌効果も期待できます。
医療レーザー脱毛でも、レーザーの熱で肌の中にあるコラーゲンが刺激されることで、ハリとツヤがアップします。肌色が明るくなったとか、すべすべになったという口コミがあります。
脱毛完了すればパラダイス!処理が不要になって快適
カミソリやシェーバー、除毛タオルや除毛クリームでの処理とまったく違う脱毛のメリットは、「脱毛完了すれば、処理が不要になる」ということです。
脱毛してしまえば、もうほとんど処理はいりません。面倒な自己処理を繰り返す必要がなくなるのは、大きなメリットです。
脱毛以外の自己処理は肌荒れや黒ずみが起こりやすい
脱毛のメリットをご紹介しましたが、「サロンに通うのは面倒だしお金も高そうだから、できれば自分でムダ毛処理したいな」と思っている人もいるかもしれません。
でも、自己処理だと肌トラブルに繋がる可能性があります。
自分でムダ毛処理したせいで背中が汚くなり、結局脱毛に通う人も多いんですよ。
次の項目では、人気がある自己処理方法4つについてメリットとデメリットを紹介します。
- カミソリ、シェーバー
- サロンのカミソリシェービング
- 除毛タオル
- 除毛クリーム
カミソリやシェーバーは手が届かない!肌荒れも引き起こす
ムダ毛処理で使っている人が多いカミソリやシェーバーですが、これはおすすめできません。背中は自分で見ることができないので、カミソリだと怪我する可能性が高くて危険です。カミソリ負けで背中が肌荒れして汚くなってしまうこともあります。
カミソリよりシェーバーのほうが肌には優しいですが、切れ味が悪くなったシェーバーを無理矢理肌に押し当てて使っていると、やはり肌荒れの可能性があります。
しかも、毛を剃ると毛の断面が大きくなって、太く見えてしまいます。せっかく処理しても、かえって毛が目立つんです。
サロンでのカミソリシェービングでも肌荒れは起こる
エステサロンで背中をシェービングしてもらう方法もあります。結婚式前のブライダルエステで、背中シェービングをする人は多いですよね。
でも、サロンでのシェービングも絶対に安全とはいいきれません。
シェーバーを使ったソフトシェービングでなく、カミソリをつかったシェービングだと、深いところまで毛を剃るので、肌が敏感だと荒れてしまいます。シェービングジェルが肌に合わないこともあります。
ブライダルエステで肌荒れして、結婚式当日はファンデーションで隠す人もいるくらいなんです。エステでシェービングするなら、事前に試し剃りやパッチテストを受けましょう。
除毛タオルは黒ずみの原因!化繊でこすると色素沈着が起こる
手が届きにくい背中の毛の処理で人気なのは除毛タオルです。除毛タオルで背中をこすると、細くて柔らかい背中の産毛がからめとられます。
タオルだから、体を洗うように簡単に使えるのがメリットです。優しく使えば痛みもありません。
ただし除毛タオルにはデメリットもあります。まずは背中の毛が太いと、ほとんど除毛できないこと。産毛には効果がありますが、太い毛の処理には向いていません。
化繊のタオルで強く体をこすると肌に過度の刺激が与えられてしまいます。刺激を受けると黒い色素のメラニンが分泌され、肌が黒ずんでしまう原因になるんです。これを色素沈着といいます。
除毛タオル・脱毛タオルについて詳しくは、次の記事で紹介しています。
除毛クリームで肌荒れする人も!しかも夏以外は寒くて使えない
除毛クリームも背中の産毛処理に向いていると人気があります。除毛クリームは毛を溶かしてくれるクリームで、除毛したい部位に塗って5~10分放置して、洗い流したり拭き取ったりします。
簡単ですが、除毛クリームは毛を溶かすくらい強力なので、肌荒れの危険性があります。
しかも、5~10分(長い人だと20分)、塗っている部分には何も着ないで待たないといけません。背中に何も着ないのは寒いので、夏ならまだしも、寒い時期にはとても使えません。一年中ずっと除毛クリームでの処理を続けるのは難しいです。
除毛クリームについては「除毛クリームなら剃り跡なし!しかし肌荒れのデメリットも」をご覧ください。
背中脱毛するなら全身脱毛にしちゃおう!脱毛の費用と期間
脱毛には他の処理方法に比べて大きなメリットがありますが、自己処理に比べると費用が高くなってしまいます。かかる回数や期間も気になるところです。
背中脱毛にかかる費用や期間について見ていきましょう。背中の他にも脱毛したい箇所があるなら、セットコースにしたほうがお得なので、セットコースの費用も紹介します。
背中だけを脱毛したいときにかかる費用は割高
各サロン・クリニックの背中脱毛の料金は、こうなっています。
サロン | 背中(上) | 背中(下) |
---|---|---|
ミュゼプラチナム | 1回9,000円 4回36,000円 |
1回9,000円 4回36,000円 |
銀座カラー | 8回42,000円 脱毛し放題 75,200円 |
8回42,000円 脱毛し放題 75,200円 |
エピレ | 1回6,000円 6回26,400円 12回49,800円 |
1回6,000円 6回26,400円 12回49,800円 |
ディオーネ | 6回36,000円 12回60,000円 |
6回36,000円 12回60,000円 |
クリニック | 背中(上) | 背中(下) |
---|---|---|
湘南美容外科 | 1回17,410円 6回81,000円 |
1回17,410円 6回81,000円 |
リゼクリニック | 5回79,800円※ | – |
背中を上下にわけて施術するサロンやクリニックがほとんど。背中とつながっているうなじも、別料金になっていることが多いです。
背中脱毛を含むセット脱毛・全身脱毛の費用
「背中と一緒にうなじも脱毛したい」「腕や脚も脱毛したい」と考えている人なら、他の部位と合わせたセットコースや、全身脱毛コースがお得になります。
ディオーネでうなじ(襟足)、背中上部と背中下部を合わせて脱毛したときのセット料金がこちら。単品で契約するより断然お得です!
襟足・背中上部・下部 それぞれ単品の料金 |
襟足6回18,000円 背中上部6回36,000円 背中下部6回36,000円 合計90,000円 |
---|---|
3箇所セット (LLSパーツ) (襟足・背中上部・下部) |
6回55,000円 |
他のサロンでも「8部位(パーツ)自由に組み合わせ」「10部位組み合わせ」などのセットを用意していますので、背中以外も脱毛したい人はぜひ検討してみてくださいね。
もっと範囲を広げて全身脱毛した場合は「全身脱毛とは?全身脱毛効果を早く出すサロンの選び方と料金」を参考にしてください。
背中脱毛にかかる期間はサロンとクリニックで違う
この場合、例えばミュゼプラチナムだと2~4カ月に1回の施術なので、6回で1年~2年、12回やろうと思うと2年~4年かかります。クリニックだと1~2カ月に1回の施術なので、6回通う場合は半年~1年ですみます。
ちなみに、サロンの料金には月額制と回数制がありますが、月額制でも「月に何回も自由に通える」というわけではありません。
例えば銀座カラーの全身脱毛は、年8回通うように決まっています。脱毛ラボは「毛周期に関係なく脱毛ができる機械を使っているので、2週間に1回通える」としていますが、予約状況の関係などもあって1年7~8回が平均になっています。
脱毛前のシェービングってどうすればいい?背中脱毛の疑問
背中脱毛の前には、サロンでもクリニックでも、自分でシェービングしていく必要があります。毛が伸びていると、レーザーや光が肌の表面に出ている毛に反応してしまい、脱毛効果が落ちてしまうからです。
でも、自分で処理するのが難しい背中をどうやってシェービングすればいいんでしょうか。剃り残しがあったらどうなるんでしょうか。背中脱毛の疑問を解決します。
脱毛前には自己処理が必要!おすすめはSラインシェーバー
「背中脱毛の前に自分でシェービングしていく必要があるけど、きれいに剃れない」と悩む人も多いようです。そんな人にオススメなのは、背中用シェーバーです。
背中用シェーバーは普通のシェーバーよりも持ち手が長くて孫の手のようになっています。普通のシェーバーやカミソリだと届きにくいところも、これなら処理ができます。
剃り残しがあったらどうなる?背中なら対応してくれるサロンも
背中用シェーバーを使っても、自分で仕上がりを確認しにくいのには変わりありません。どうしても剃り残してしまうこともあります。
サロンやクリニックも背中は剃り残しやすい部位だとわかっているので、少し剃り残しがあるくらいなら、その場でスタッフさんがシェービングしてくれます。
ミュゼプラチナムは無料シェービングサービスをやめてしまいましたが、背中の剃り残しには対応しています。
シェービングサービスが有料のサロンやクリニックもあります。剃り残しを処理してもらうとそのぶん時間もかかるので、できるだけきれいにしていきましょう。
背中脱毛の痛みは?背中は医療レーザー脱毛でも痛みは少ない
背中脱毛だと、痛みはあまり感じないので安心してください。ただし光脱毛サロンと医療レーザークリニックで、痛みの度合いは違います。
クリニックは病院で、お医者さんや看護師さんがいます。脱毛も医療行為なので、クリニックでしか扱えない医療レーザー脱毛ができます。サロンで使う脱毛用の機械より、毛に当てる光のパワーが強いので、脱毛効果が高く、その分痛みも強いのが特徴です。
背中はそんなに痛い部位ではないので心配する必要はありませんが、背骨などの骨に近い部分は、骨にひびくような痛みを感じる人もいます。
クリニックでは無料のお試し照射もあるので、試してみて痛みに耐えられそうか判断しましょう。光脱毛サロンでの背中脱毛は痛くありません。
硬毛化と寒さに気をつけて!背中脱毛の注意点
メリットがたくさんある背中脱毛ですが、知っておきたい注意点もあります。
特に注意なのは脱毛した部位の産毛が太くなってしまう硬毛化です。背中はお腹と並んで硬毛化のリスクが高い部位です。
脱毛するためにレーザーや光(フラッシュ)を当てた部分の産毛が、太くなってしまうことです。詳しい原因はわかっていませんが、クリニックやサロンで報告されています。
背中脱毛の注意点をご紹介します。
背中の産毛は脱毛処理することで太くなってしまう可能性あり
背中は産毛が多いので、硬毛化しやすい部位です。
光脱毛でもレーザー脱毛でも、7~8%くらいの割合で硬毛化が発生すると言われているので、硬毛化したときにきちんと対応してくれる硬毛化保証があるリゼクリニックや、ドクターサポートがある脱毛サロンでの脱毛をおすすめします。
硬毛化や、硬毛化保証があるクリニックについて詳しくは「背中と同様に硬毛化する可能性が高いお腹の毛についての記事」の中で解説しています。
背中脱毛中はジェルのせいで寒い!空調を調節してもらおう
背中脱毛に通っている人の感想で意外に多いのが、「寒い」です。多くのサロンでは施術中に冷却ジェルを使いますが、このジェルを背中の広範囲に塗るので、かなり寒さを感じます。
寒ければ、遠慮せず空調を調節してもらいましょう。施術が終わった後に着る服は、暖かい服装にしてください。
背中脱毛するなら他の部位と組み合わせてお得に脱毛
背中をきれいにしたいなら、最初から脱毛サロンに通いましょう。
背中の範囲は背中上、背中下と分かれているサロンやクリニックが多いので、全てやると費用がかさみますが、背中以外も脱毛したいなら、セットコースを選ぶとお得に脱毛できます。
ぜひ検討してくださいね。