妊娠中・授乳中の脱毛は休止しよう!身体や肌に負担が大きい

妊娠がわかったとき、クリニックやサロンで脱毛を受けている人は、妊娠しても施術を受けていいのか心配になる人もいるのではないでしょうか。
また妊娠中に脱毛を休止する場合は、妊娠した分延長ができるのか、コース料金の残額はどうなるのか、いつ再開できるのか、など様々な悩みが出てきますよね。
普段自宅でムダ毛処理をする人も、妊娠中に家庭用脱毛器や脱毛クリーム、電動脱毛器を使ってもいいのか、ムダ毛処理をどうしたらいいのか悩む人もいます。
特に脱毛は施術で痛みを感じると母体に負担がかかってしまい、赤ちゃんにも悪影響が出る可能性もあるため、妊娠していることが分かったらすぐに休止すべきです。
また妊娠中だけでなく授乳中も肌は荒れやすいですが、ムダ毛処理で炎症が起きても強い薬を使った治療ができないため、肌に負担の少ない女性用の電気シェーバーでムダ毛処理をするのがおすすめです。
そこで今回は、妊娠したときに気になる脱毛サロン・クリニックの対応と再開の目安、妊娠中に女性用の電気シェーバーを使ったムダ毛処理がおすすめな理由をあわせてご紹介します。
妊娠中・授乳中の女性へのサロン・クリニック対応比較
サロン・クリニックに脱毛費用を前払いしている場合、妊娠を考慮して脱毛期間を延長してくれるのか、再開はいつからなのか気になりますよね。
主なサロンとクリニックの、妊娠時の対応を詳しく見ていきましょう。
多くのサロンが妊娠・授乳中は施術不可でも期間延長可
ほとんどのサロンで妊娠中は施術が受けられませんが、妊娠したこと伝えれば期間延長ができ、ここで紹介しているサロンは全て期間延長が可能です。
しかし授乳中の対応はサロンによって異なるので、妊娠による期間延長を申請する際に、脱毛の再開時期について確認しておきましょう。
サロン名 | 妊娠中の施術可否 |
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ミュゼ |
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キレイモ |
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ディオーネ |
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ジェイエステ |
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エピレ |
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銀座カラー |
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TBC |
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脱毛ラボ |
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シースリー |
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クリニックも多くは妊娠中の脱毛不可!期間や返金の制度は異なる
クリニックは妊娠中の身体への負担を考え施術を断るところも多いですが、医療機関なので医師がいるため、妊娠中でも施術を受けられるところもあります。
また妊娠で脱毛コースの有効期限を一旦止めて休止してくれるクリニックもありますが、公式HPに明記していないクリニックも多いため、直接問い合わせてください。
クリニック名 | 妊娠中の施術可否 | 妊娠による期間延長の有無 |
---|---|---|
リゼクリニック | 妊娠・授乳中は施術不可 | なし(有効期限(5年)内に施術) |
湘南美容外科 | 妊娠中は施術不可 | 出産まで休止 |
城本クリニック | 妊娠中は施術不可 | 申請すれば延長可能 |
聖心美容クリニック | 妊娠中は施術不可 | 出産まで休止 |
中央クリニック | 妊娠中は施術不可 | 記載なし |
妊娠中のムダ毛処理は電気シェーバーがおすすめ
妊娠中はホルモンバランスが崩れやすいため体毛の色が濃くなることもありますが、露出が全くない服ばかりを着るというのも、特に暑い時期には難しいのではないでしょうか。
また妊婦健診やマタニティフォトのときに、足やお腹を出すからムダ毛をなんとか処理しておきたいという人も多いんですよ。
そんなときには電気シェーバーを使ったムダ毛処理がおすすめです。妊娠と体毛の関係と、電気シェーバーのメリットを詳しく見ていきましょう。
妊娠すると体毛の色が濃くなることがある
妊娠中に増加する卵胞ホルモンや黄体ホルモンの影響で、体毛の色が黒く濃くなることがあります。中でも妊婦健診でのエコー検査やマタニティフォトの際に出すお腹の毛に悩む人も少なくありません。
しかし妊娠中の脱毛は心身ともに負担が大きいため、妊娠中に脱毛でのムダ毛処理は避けましょう。
妊娠中・授乳中のムダ毛は電気シェーバーで処理
妊婦健診でのエコー検査やマタニティフォトの前など、妊娠中にムダ毛をキレイにするなら、女性用の電気シェーバーがおすすめです。
女性用の電気シェーバーなら肌荒れのリスクが少なく、痛みもないため安心してムダ毛処理ができ、クリニックでも推奨されている方法です。
妊娠中・授乳中の脱毛は心身ともに負担が大きい
妊娠中に脱毛をした場合、痛みで体調不良や流産、陣痛を引き起こしてしまう可能性があるため、サロンやクリニックでは断ることが多いです。
また妊娠中や授乳中は赤ちゃんへの影響がないように、肌トラブルが起きても通常使用する効果が強い薬が使えないこともあります。
妊娠中・授乳中に脱毛をするデメリットを詳しく見ていきましょう。
妊娠中の脱毛は体調不良や陣痛・流産を誘発する危険あり
妊娠中の脱毛には母体への負担が大きく危険が多く伴うため、サロンだけでなく医療機関であるクリニックでさえも断るところが多いんです。
- 施術中に起こる突然の体調不良
- 陣痛、流産の誘発
- 子宮の収縮
体調が変化しやすくつわりも起きやすい妊娠初期は、予測不能な突然の体調不良が起こることもあります。
妊娠初期でなくても、脱毛の刺激や痛みで身体がびくっと反応したり、施術のストレスによっても体調不良は起きる可能性があります。
さらに脱毛の痛みでいきんでしまって陣痛を起こしたり、流産を誘発したり、子宮が収縮する可能性もあるので、妊娠中はクリニックやサロンだけでなくセルフケアでの脱毛も全て避けましょう。
妊娠から授乳が終わるまでの肌は荒れやすく脱毛に不向き
妊娠から授乳が終わるまでの間、ホルモンが大きく変化するため、肌の状態も大きく影響を受けます。
- メラニン細胞が活性化され、身体のあちこちにシミやそばかす、黒ずみができやすくなる
- 汗をかきやすくなるため、かゆみが出たりや湿疹ができやすくなる
- 乾燥し敏感肌になったりニキビや吹き出物ができる
- Iライン周辺の肌が充血したり黒ずんだりする
肌が乾燥していたりシミや黒ずみができている状態で脱毛をすると、肌トラブルの原因になるため、肌の状態が不安定な妊娠中・授乳中の脱毛は避けましょう。
また、産後はシミ、くすみ、ニキビ、乾燥などの肌トラブルが起きやすいです。
産後はホルモンの変化だけでなく、慣れない育児や睡眠不足も加わって、肌の状態は悪くなってしまいます。脱毛を再開するなら肌の状態が落ち着いてからにするほうが、脱毛効果も高くなります。
乾燥や紫外線と脱毛の関係については「脱毛を始めるのにおすすめの時期は秋冬!その理由と注意点を紹介」で解説していますので、詳しく知りたい方はぜひ見てみてくださいね。
妊娠から授乳が終わるまでは使用できる薬が制限される
もし脱毛で炎症や体調不良が起きても、妊娠中や授乳中は赤ちゃんに影響のない薬しか処方できず治療が制限されてしまいます。
そのため妊娠中・授乳中は効果が強い薬で治療ができませんし、効果が弱い薬であっても長期間の使用で体内への副作用を起こす可能性も考えられるので、炎症を治療できない場合もあります。
せっかく肌をキレイにするための脱毛で、肌が荒れて治療もできなければ本末転倒なので、妊娠中の脱毛はやはり避けるべきです。
脱毛再開は授乳が終わり生理が順調にきたときが目安
脱毛再開はホルモンバランスが安定し、肌の状態がよくなるまで待ちましょう。
- 授乳が終わっていること
- 生理が安定してきていること
授乳中でも施術が可能なサロンやクリニックもありますし、セルフケアであればどのタイミングからでも始められてしまいますが、授乳中は肌トラブルへの治療が制限されるため避けたほうが無難です。
また授乳が終わり生理が定期的にあることが、ホルモンバランスが安定した一つの目安と考えることができるため、その後脱毛を再開するのをおすすめします。
女性ホルモンと脱毛の関係については、次の記事で詳しく紹介しています。
妊娠が分かったら授乳が終わるまで脱毛はお休みしよう!
また妊娠中だけでなく授乳中は肌が乾燥し荒れやすいうえ、赤ちゃんに影響が出ないように肌トラブルが起きても治療ができないこともあります。
妊娠が分かったらすぐにサロンやクリニックに電話して対応を相談しましょう。
これから妊娠を考えていて脱毛を始めたい人は、妊娠・授乳期間中に休会できるサロンやクリニックを選ぶのがおすすめです。
脱毛再開は授乳終了後、生理が定期的にきてホルモンバランスが安定してからにすることをおすすめします。