永久脱毛は体に悪い!?皮膚や内臓への影響と副作用とは

永久脱毛は体に悪い!?皮膚や内臓への影響と副作用とは

「永久脱毛で皮膚癌になったりしないの?」「内臓に影響はない?」「シミができるってほんと?」そんな疑問から、脱毛をためらっている人もいます。

でも安心してください。日本医学脱毛協会によると、医療用のレーザーなら皮膚癌になる心配はありませんし、ほくろやシミが薄くなることもあるんですよ。また毛根までしかレーザーは届かないので、内臓に影響を及ぼすこともないんです。

レーザーは威力が強く肌の炎症が起きたり、針では腫れなどの副作用が起こることもありますが、これらはクリニックで施術を受ければすぐに医師の処置を受けられます。

一方で脱毛サロンでは弱い光(フラッシュ)を用いて毛を生えにくくする仕組みですが、中途半端な強さの光が毛根の働きを活性化させて、汗や毛が増えたり、太い毛が生えたりする副作用が出ることもあります。

シミは一時的に表面に浮き出て増えることもありますが、肌の再生により徐々に薄れます。

実際にレーザー・針(ニードル)・光脱毛で起こりうる副作用を紹介します。

サロンの光脱毛で起こる可能性がある副作用とメカニズム

サロンの光脱毛で起こりうる主な副作用はいくつかあります。

火傷や赤み
毛が太くなる
毛や汗の量が増える

またほくろや濃いシミに誤って照射すると、因果関係は認められていないものの、癌化する可能性もあります。

光脱毛の仕組みと、副作用が起こるメカニズムを詳しく見ていきましょう。

パワーが弱いはずの光脱毛で火傷!違法な威力での照射に注意

光(フラッシュ)脱毛は、脱毛サロンで主流な脱毛法です。

照射威力を抑えており、頻繁に長期間(2カ月おきの照射で2年~4年)通うことで脱毛効果が出ますが、これは医療レーザー脱毛に比べるとかなり効果が出るのが遅いです。

光脱毛については「光脱毛とレーザー脱毛の違いは?光脱毛ならではのメリット」で詳しく紹介しています。

光脱毛は威力が弱いため皮膚や毛根へのダメージは少ないです。しかし様々な原因で、火傷を起こしてしまうことがあります。

光脱毛で火傷が起こる原因例

  • 資格は不要であり、スタッフの技量が未熟だった
  • 機械が肌に合わなかった
  • 無理にパワーを上げて照射した
  • 薬の服用や日焼けなど、注意事項を守らなかった

効果を出そうと出力を上げた結果、火傷を負わせ、経営者やスタッフが逮捕された例もあります。

日本医学脱毛学会によると、エステ脱毛で火傷を起こすのは、かなり強力なエネルギーを照射したことになるため、違法となるのです。

薬を服用していたり、皮膚の色が濃い、日焼けをしているなど、事前の注意事項を守っていない場合も火傷につながりやすいです。サロンで事前に説明される注意事項を守って施術を受けてください。

脱毛サロンの選び方と注意点は「脱毛サロンの選び方と注意点!安さだけで選ぶと後悔する」で紹介しています。

光脱毛で赤みが生じることがある!注意事項を守ろう

熱による被害は火傷だけではありません。多くのサロンでは、冷却やジェルを使ったアフターケアで肌トラブルを防ぐようにしています。

しかし実際に「光脱毛で赤みが出た」「エステで光脱毛を2回受けた後、皮膚が赤くなった。その後赤みは引いたが、5センチ四方以上のあざが残り、2か月たっても消えない」という体験談もあるんです。

赤みを極力防ぐためにすべきことは、当サイトの「脱毛後の疑問を解決!脱毛後のケアと自己処理、注意事項とは」で説明しています。

光脱毛で硬毛化の危険性も!サポートを事前に確認

硬毛化とは、脱毛されず残った毛が太くなったり長くなることで、光だけでなくレーザーでも起こります。

脱毛で弱い熱量しか毛に伝わらないと、毛にダメージを与えられなくて、逆に毛を活性化して強くしてしまうのが硬毛化の原因だといわれています。

硬毛化については「お腹・へそ周りは若いうちに脱毛!剃ると毛が目立って悲劇」で詳しく解説しています。

光脱毛で毛穴が活性化し毛や汗の量が増えることもある

増毛化とは、毛が生えていない毛穴からも毛が生えてきてしまう現象で、光脱毛やレーザー脱毛によって起こります。熱で毛穴が活性化して起こると言われています。

増毛化については「腕のムダ毛は脱毛が正解!剃ると本当に腕毛は濃くなる」で紹介しているので、参考にしてくださいね。

サロンの低出力で中途半端な光の熱が、普段は機能していない汗腺を刺激して、汗が増えることもあります。汗が増えて美容皮膚科に多汗症治療で通う人もいるんです。

光脱毛で汗が増えるメカニズムと対処法は「レーザー脱毛でわきがは悪化しない!脇毛もにおいも撃退する」をご覧ください。

光脱毛で一時的にシミが増えることもある

光脱毛では、肌の奥に潜んでいるシミに光が反応して、浮き上がることもあります。しかし肌のターンオーバーで薄れるので安心してください。

しかし脱毛の後にケアを怠って照射の刺激だけ受けると、ターンオーバーがうまくいかずにシミが残りやすくなるので、保湿を徹底しましょう。

ほくろへや濃いシミへの照射は危険!癌化する可能性と対処法

ほくろや濃いシミに光を照射してしまうと、その刺激でほくろやシミが癌化してしまう危険性も指摘されています。

光脱毛でほくろが癌化したと訴訟を起こした人もいますが、脱毛が原因だと確定されずに結局敗訴しました。

サロンではほとんどが保護カバーやシールでほくろに当たらないようにしたり、ほくろや濃いシミは避けて施術しています。

気になる人は先にほくろや濃いシミがある部分を伝えて、シールなどで保護してもらえるかカウンセリングで聞いておくことをおすすめします。

こんなに副作用の危険があるなんて!でもどうしてもサロンに行きたいのよ!どうしたらいいの~!?
副作用が心配ならクリニックのが安全だわ。どうしてもサロンがいいなら、これらの副作用が起こった場合にどう対応してくれるのか、カウンセリングでサロンに必ず確認してちょうだい。医療機関と提携しているサロンがおすすめよ。

クリニックのレーザー脱毛で起こりうる副作用

レーザー脱毛は威力が強く毛根を破壊する医療行為のため、医師のいるクリニックでの施術しか認められていません。

威力が強いため副作用が起きることもありますが、医師が常駐しているため、すぐに治療してもらえます。

一方で、それだけ威力が強いのに、内臓や皮膚など体に悪影響はないのかと心配になる人もいますが、医師の団体である日本医学脱毛協会は、その可能性を否定しています。

クリニックのレーザー脱毛で起こる副作用と体への影響を詳しく解説します。

クリニックのレーザー脱毛は毛根まで破壊する

クリニックは医療機関であるため、威力が強い医療用レーザーを使って、毛根を破壊することができます。効果も光脱毛に比べ高く、5~7回(数カ月~1年程度)で脱毛を完了することができます。

「威力が強い分痛い」と言われてきたレーザー脱毛ですが、痛みの少ない新しいレーザー脱毛のマシンがどんどん開発され、クリニックでも導入されています。

レーザー脱毛については当サイトの「医療レーザー脱毛のメリットは?気になる仕組みと費用・効果」で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

レーザーの威力が強く火傷・毛嚢炎の可能性もある

毛根を破壊するほどのレーザーを当てるため、その熱で火傷する危険性もあります。光脱毛と同じように、薬を服用中の人や日焼けをしている人、乾燥肌の人に起きやすいんです。

「美容クリニックでレーザー脱毛したら、水ぶくれ状態になり皮膚科でやけどと言われた」「美容クリニックのレーザー脱毛で軽いやけどになった。痛みはもうないけれど痕が残りそうで不安」という体験談もあります。

さらにレーザー脱毛では毛嚢炎というニキビのようなできものが起きることもありますが、これはレーザーで毛穴のバリア機能がダメージを受け、一時的に弱まっていることが原因で起きます。

特にできやすいのは脇やVライン、背中、胸ですが、1~2週間程度で自然に治ります。もし治らない場合はクリニックに相談してください。

火傷については「脱毛で起こるやけどの原因と対処法、予防策」、毛嚢炎については「脱毛が原因で毛嚢炎に!?ならないための注意点や治し方」で詳しく説明しています。

レーザーで炎症性浮腫や赤みは正常な反応

炎症やむくみは、医療レーザー脱毛で必ず起こる毛穴周りの皮膚の炎症ですが、すぐに治ります。

またレーザーで赤みが出たり毛穴にかさぶたができますが、これも正常な反応です。ヒリヒリ痛いときは塗り薬を処方してもらえます。

乾燥しているとこれらの炎症が起きやすいので、保湿ケアを普段から徹底してください。

硬毛化や増毛化対策にはサポート体制があるクリニックを選ぶ

光脱毛と同様に増毛化や硬毛化がレーザーでも起こるリスクがあります。

レーザーが痛いからと出力を下げると、増毛化のリスクが上がります。実際に学会でも「弱い出力でレーザーを男性型脱毛症に照射すると毛が生えてくる」という発表もあるほど。

今は痛みが少ないレーザーの機械もあるので、テスト照射をして、出力が高くても痛くないクリニックに行くのがおすすめです。

またリゼクリニックのように、火傷や硬毛化・増毛化が起きたときに、診察や薬代、追加のレーザー脱毛料金を無料にしてくれる保証制度があるクリニックが安心です。

レーザー脱毛で皮膚癌の危険性や内臓への影響はない

日本医学脱毛協会によると、レーザーの光は皮膚の表面から3~4ミリしか届かないため、血管や内臓に影響はありません。

また同協会は、皮膚癌の原因となるのは紫外線ですが、医療レーザーは赤外線という性質の異なる波長の光を照射するため、皮膚癌の心配もないとしています。

ほくろにレーザーを照射したらどうなるのよ!?
クリニックとサロンは使うマシンが違うのよ。レーザー脱毛でほくろがなくなったり薄くなったりすることもあるわ。
それって逆に嬉しい効果じゃない!シミはどうなの?
シミの色も薄くなることがあるわ。ただし肝斑っていう種類のシミだとレーザーで色が濃くなることもあるけど、そこは脱毛前に医師が診察で確認してくれるから安心してちょうだい。

針(ニードル)脱毛ならクリニック一択!サロンは危険が伴う

針(ニードル)脱毛とは、毛穴に針を刺して電気を流し、毛根を破壊する脱毛法です。

1本1本確実に毛根を破壊するため、レーザーで残った産毛や、レーザーや光で施術できない色素の濃い部位の毛でさえも永久脱毛が可能ですが、副作用もあります。

ニードル脱毛の副作用について詳しく見ていきましょう。

サロンはグレーゾーンで危険!深刻な場合は神経が傷つく

先ほど説明したように「毛根を破壊する」ことは医療行為であり、サロンには認められていません。

しかし針を使った脱毛サロンは存在します。法的にグレーゾーンであるうえに、感染症対策のための血液検査ができません。

衛生管理に気をつけていたり、認定電気脱毛士や認定美容脱毛士といった資格を取得したスタッフが施術していますが、技術や経験で当たり外れがあります。

「麻酔もないしとにかく痛い」「内出血が起きた」などのトラブルや、少し古いデータですが、深刻なトラブルでは神経や脊髄の損傷なども起きています。

クリニックなら血液検査があり認定脱毛士がいるところを選ぶ

ニードル脱毛で使う炎症や色素沈着を防ぐための特殊な「絶縁針」はクリニックでしか使えません。また血液感染を防ぐための血液検査や麻酔の使用もクリニックでのみ可能です。

日本医学脱毛学会の認定脱毛士がいるクリニックではほとんどトラブルは報告されていないので、針脱毛するなら認定脱毛士がいるクリニックを選びましょう。

施術後赤みや腫れが出ますが、炎症を抑える塗り薬が処方されますし、1週間ほどで元に戻ります。

針(ニードル)脱毛については当サイトの「肌の色が濃くてもニードル脱毛なら脱毛可!費用と痛みを紹介」で詳しいメカニズムやメリットを紹介しています。

産毛や色素の濃い部分までツルツルにしたいなら、どの脱毛方法がベストなの?
産毛や色素の濃い部分の毛まで確実に処理できるのは、クリニックの針(ニードル)脱毛よ。でも針脱毛は痛みが強いし、脱毛範囲が広いと高額になるわ。だからまずはレーザーで脱毛して、仕上げを針(ニードル)で脱毛するのがおすすめよ。

永久脱毛の体への影響や副作用が心配ならクリニック一択

自然な状態では生えてくるはずのムダ毛が生えなくなるのですから、脱毛が自然に反していて体に影響があるのではと心配になる人も意外に多いんです。

またそれだけの効果があるものなら、何か副作用もあるのではと不安になり、脱毛をためらって自己処理を続けている人もいます。

しかしクリニックのレーザーや針脱毛なら、そのような心配は不要です。

医師の団体である日本医学脱毛協会は、クリニックのレーザー脱毛は皮膚癌のリスクや内臓への影響はないとしています。さらに同協会の加盟病院では、針脱毛の後遺症もほぼ報告されていません。

副作用が心配な人にはクリニックでの脱毛がいいですよ。レーザーや針脱毛で炎症が起きても、医師がすぐに処置してくれるので安心です。

レーザーなら副作用への対応を明記しているクリニック、針脱毛なら日本医学脱毛協会の認定脱毛士がいるクリニックを選ぶのがおすすめです。

副作用も理解して、自分に合った脱毛方法を選んでください。