介護脱毛で将来に備えよう!介護経験者・体験者の生の声を紹介
「介護脱毛」とは、自分が介護をされるときのために、デリケートゾーンや脇などのムダ毛を脱毛して備えておくこと。
40代前後から介護を意識し、介護脱毛を行う人が増えています。
とはいえ「脱毛は若い子がするイメージ」「40代で脱毛に行くのは恥ずかしくない?」「実際に介護をする人はどう思ってる?」など、気になることは多いですよね。
この記事では「介護脱毛経験者・介護経験者」の生の声を交えながら、介護脱毛のメリットや注意点、おすすめのクリニック・サロンを解説します。介護脱毛に関する不安・疑問の解消にお役立てください。
介護経験者の意見を紹介!介護脱毛のメリット・脱毛するべき部位は?
先ほど紹介したように「介護脱毛」とは、いつか自分に介護が必要になったときのために、脱毛しておくこと。特にVIO※や脇などの脱毛を、検討する人が多いです。
V・I・Oそれぞれのラインを合わせた脱毛部位(パーツ)のことです。
Vラインはショーツの上・両サイド
Iラインは太ももの付け根に沿った部位
Oラインはお尻の穴の周り
サロンやクリニックによっては、範囲が異なる場合もあります。
そこで気になるのが、「介護する側は、介護脱毛についてどう考えているのか?」という点。当サイトでは介護経験者に向けて、次のアンケートを実施しました。
調査方法:インターネット
調査年月:2017年10月
アンケート結果からわかった、「介護する側から見た」介護脱毛のメリットは主に次の3つ。
- 体を洗う・拭く際に手間がかからない
- 体を抱きかかえやすい
- 介護を受ける側の体に負担がかかりにくい
詳しい質問・回答内容は、これから紹介します。
介護する側に行ったアンケートによると、20人中14人が「介護脱毛をしてくれていると、介護がラクになる」と答えました。
「介護がラクになる」と回答した人から、寄せられた意見を紹介します。
・便の拭き残しの確認がしやすい。
・ムダ毛が多いと体を洗う際に汚れが残ってしまう可能性がある。
・体を拭く際にタオルがムダ毛に引っかかり、痛いと言われてしまうことがある。
・脇を支えて立ち上がらせる際、ムダ毛がないほうが抱きかかえやすい。
・脇毛はあまり見慣れていないので、見ると気持ち悪くなってしまう。
先ほどのアンケートで「介護をする際ムダ毛は特に気にならない」と回答した人からは、このような声が寄せられました。
・介護相手が高齢であったためか、ムダ毛がとても薄く気にならなかった。ムダ毛が多い相手だと大変だと思う。
・特に不便に感じたことはない。
次に「脱毛する部位」についての、質問と回答を紹介します。
部位 | 「楽になる」と答えた人の割合 |
---|---|
Oライン | 65% |
Iライン | 60% |
Vライン | 45% |
脇 | 40% |
VIOと脇以外にも、それぞれ約15%ほどですが「この部位を脱毛して欲しい!」という意見が寄せられました。
- 脚
- 腕
- 背中
- 腹部
- 胸部
介護経験者に聞いてみた!きっかけ・不安に思ったこと・よかったこと
介護脱毛を考えるうえで、知っておきたいのが体験談。当サイトでは介護脱毛経験者を対象に、アンケートを行いました。
調査方法:インターネット
調査年月:2017年10月
アンケートで聞いたのは、主に次の3点。
- 介護脱毛をしようと思ったきっかけ・理由は?
- 介護脱毛をするうえで、不安に感じたことは?
- 介護脱毛をして「よかった」と感じていることは?
ではさっそく、回答を見ていきましょう。
・介護施設で実習を行った際、年をとっても意外とムダ毛が減らないことに気づいた。将来介護される可能性も考えて、脱毛しようと思った。(女性/35歳)
・脱毛サロンで勧められた。(女性/35歳)
・テレビで介護脱毛について知り、自分もやりたいと思った。(女性/50歳)
・股関節の施術を受け、一時的に介護される立場になったのがきっかけ。再手術の可能性もあったので、少しでも介護をする人の負担を減らしたいと思った。(女性/31歳)
ほかにも「介護脱毛をするうえで不安に感じたこと」として、こんな意見が寄せられています。
・肌が弱いので、脱毛できるのか不安だった。(女性/36歳)
・自分よりも若いスタッフに、VIOをさらけ出して施術を受けるのに抵抗があった。(女性/35歳)
・肌の状態について、初回のカウンセリングでスタッフとしっかり相談する。
それにクリニック・サロンによっては紙パンツが用意されて、少しずつずらして脱毛したり、恥ずかしさを軽減する工夫がされているの。
最後に、介護脱毛経験者が「介護脱毛をしてよかった」と感じていることを紹介します。
・自分でムダ毛の処理をする必要がなくなり、肌荒れが解消された。(女性/36歳)
・VIOからニオイがしなくなった。(女性/42歳)
・脱毛した部分がスッキリしていて快適。(女性/40歳)
・生理時の不快感が減った。(女性/35歳)
介護脱毛経験者からは、「介護がラクになる」以外のメリットが多く寄せられました。
介護脱毛におすすめのクリニック・サロン!脱毛方法ごとの違いも解説
ここまで介護脱毛の実情を紹介してきました。この項目では「介護脱毛を実際にしてみたい」という人に向け、次の3点について解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
介護脱毛におすすめの脱毛方法!クリニック・サロンの違いを解説
まずは脱毛方法について詳しく紹介します。脱毛方法には、主に次の2種類があります。
- クリニックでの医療レーザー脱毛
- サロンでの光脱毛
各方法のメリット・デメリットはこちら。
脱毛方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
クリニック | ・1回の効果が大きい ・短期間で脱毛が完了する ・医療機関なので肌トラブルにすぐ対応してもらえる |
・痛みが強い ・皮ふの炎症が起こりやすい ・効果が強いので一気にツルツルになる可能性がある |
サロン | ・痛みが弱い ・徐々に薄くできる ・キャンペーンが豊富なので安く脱毛可能 |
・1回の効果が薄い ・脱毛完了まで長くかかる ・皮ふの炎症が起きたら別途医療機関の診察が必要 |
またアンケートの回答者のなかには、「若い子ばかりだと通いにくいから、利用者の年齢層が幅広いクリニック・サロンに通いたい」と考えていたという人も。
これまでの情報をまとめた、タイプ別のおすすめがこちら。自分の希望に合うのはどちらか、確認しましょう。
脱毛方法 | おすすめの人 |
---|---|
クリニック | ・短期間で大きな効果を得たい ・肌トラブルには医師にすぐ対応してほしい ・利用者の年齢層が幅広いところに通いたい |
サロン | ・長くかかっても痛みは少ないほうがいい ・キャンペーンを使って安く抑えたい ・徐々に効果を見ながら薄くしたい |
「麻酔が利用可能か」「追加料金が必要か」は、クリニックによって異なります。気になる人はクリニックのホームページを見たり、電話で問い合わせてチェックしましょう。
介護脱毛をするならここ!ポイントは安さ・追加料金の有無
介護脱毛におすすめのクリニック・サロンは次のとおり。
クリニック名 | おすすめの理由 |
---|---|
レジーナクリニック | 剃毛料・薬代などの追加料金がかからない |
リゼクリニック | 剃毛料・薬代などの追加料金がかからない |
渋谷美容外科 | VIO脱毛が安い |
湘南美容外科 | 脇脱毛が安い |
サロン名 | おすすめの理由 |
---|---|
ジェイエステティック | VIO脱毛が安い |
ミュゼプラチナム | 脇脱毛が安い |
キレイモ | 全身脱毛が安い |
「紹介にあるクリニック・サロンが近くにない!」という人や「ほかのおすすめも知りたい!」という人は、こちらの記事をご覧ください。
【番外編】介護脱毛経験者が利用したクリニック・サロンを紹介
アンケートでは、介護経験者が実際に利用したクリニック・サロンについての情報が寄せられました。利用した感想を、一部紹介します。
クリニック名 | 利用した感想 |
---|---|
リゼクリニック | ・料金が安く対応もしっかりしていて、いいクリニックだと思った。(女性/42歳) ・利用者の年齢が幅広く、抵抗なく安心して通えた。(女性/40歳) |
アリシアクリニック | ・カウンセリングが丁寧だったので、不安を感じずに通えた。料金もわかりやすかった。(女性/36歳) |
サロン名 | 利用した感想 |
---|---|
ミュゼプラチナム | ・スタッフ教育が行き届いている。説明が丁寧で細かく、勧誘もなかったので安心できた。(女性/35歳) ・接客が丁寧で、施術もテキパキと進めてくれた。また同年代の女性も利用していたので、ホッとした。(女性/50歳) |
エステティックTBC | ・毎回、スタッフが丁寧に不安の相談にのってくれた。部屋もキレイで、プライバシーが守られていたので恥ずかしくなかった。(女性/30歳) |
- 安心・安全性
- 知名度
- 料金の安さ
- 通いやすさ
- 雰囲気
- 口コミ
後悔しないために知っておこう!介護脱毛の注意点を解説
介護脱毛をするうえで、知っておくべき注意点は主に次の2点。
これから詳しく解説します。
白髪に効果があるのはニードル脱毛だけ!一般的な方法では不可能
40代近くになると、ムダ毛に白髪が混じりだす人も。
白髪は、「ニードル脱毛※」でのみ脱毛できます。
毛穴に針を刺して電気を流し、毛根を破壊して脱毛する方法。毛根を完全に破壊するため1本1本確実に脱毛できます。
白髪は、一般的によく行われる「光脱毛」や「医療レーザー脱毛」では脱毛できないので、注意が必要です。
ニードル脱毛には「光脱毛や医療レーザー脱毛に比べ料金が高い」「痛みが強い」などのデメリットがあります。
白髪が増えると脱毛が難しくなってしまうため、生える前に施術を済ませておくのがおすすめです。
白髪の脱毛について詳しくは、次の記事をご覧ください。
VIOの形はしっかり決めておこう!後悔しないためのポイント
VIO脱毛をする際、「どんな形にするか」を決めておくことは重要です。
主に、次のようなVIOの形があります。毛量を減らして、ツルツルにしないという人も多いんですよ。
アンケートの回答には、こんな後悔エピソードが寄せられています。
・まったく毛が生えてこなくなったので、少し気になった。(女性/42歳)
今は脱毛している人も多いから、意外と気にならない可能性もあるわよ。一度温泉に行って、本当に気になるかどうか、周囲の様子を気にしてみてもいいわね。
初回のカウンセリングでVIOの形についてしっかりと話し合い、後悔のないようにしましょう。
介護脱毛でVIO・脇を脱毛しよう!介護も日常生活もラクチンに
介護経験者からは「介護脱毛をしてくれているとラクになる」という意見が多数寄せられ、特に需要のある脱毛部位はVIOと脇です。
介護脱毛経験者からは「ムダ毛の処理が楽になった」「VIOのニオイがしなくなった」など、介護がラクになる以外のメリットも寄せられました。
一方で「肌の弱さ」「痛み」に関して不安があったとの声も。「カウンセリングでしっかり相談する」「脱毛マシンの出力を調整してもらう」など、対策をとりましょう。
介護脱毛をするうえで、「白髪に効果があるのはニードル脱毛だけ」「VIOの形はしっかりと決めておく」の2点に注意してください。
介護脱毛についての認知は徐々に広がっており、決して珍しいことではありません。「恥ずかしい」と諦めずに、自分のため、介護をする人のため、ぜひ挑戦してみてください。