脱毛後の疑問を解決!脱毛後のケアと自己処理、注意事項とは

「脱毛後の自己処理の仕方がわからない!」「脱毛後に毛が抜けないのはどうして?」など、光脱毛後やレーザー脱毛後の疑問は多いもの。
脱毛後のケアを怠ったり注意事項を守らなかったりすると、シミや炎症の原因を作ってしまうなど、肌トラブルを起こしてしまいます。
しかも誤った脱毛後の自己処理で、脱毛の効果が薄れてしまうこともあるんですよ。せっかくツルスベ肌を目指して脱毛を始めたなら、肌トラブルは避けて効果的に脱毛したいですよね。
そこで今回は脱毛後にすべきケアと、控えるべき行為とその期間、さらに自己処理方法や毛が抜けないときの対処法など、脱毛後の疑問をまとめて解消します!
脱毛後は正しいケアで肌トラブルを避けて!
初めてサロンでの光脱毛やクリニックでのレーザー脱毛を受けたとき、ケアや自己処理をいつから、どうやってやればいいのか悩みますよね。
脱毛後、当日から始めるべき肌ケアは次の3つです。
- 肌を冷やす
- 保湿クリームや軟膏を塗る
- 紫外線をブロックする
肌トラブルを避けたり、次回の脱毛で効果を上げるためにもとても重要なんですよ。脱毛後すぐにすべき肌ケアを詳しく見ていきましょう。
肌をタオルで冷やして赤みやかゆみを抑えよう
家に帰っても炎症やほてりがおさまらないときは、冷たいタオルや冷水で脱毛部位を冷やして、肌を鎮静化させる必要があります。
保冷材や氷は冷たすぎる場合もあるので、タオルで包んで使いましょう。
レーザー脱毛で毛穴周りに炎症や赤みなどの肌トラブルが出たときは、クリニックで処方される軟膏を塗ってください。毛穴の赤みは1週間ほどでほとんど引くので安心してくださいね。
ただし次のような症状がある場合は、すみやかにクリニックに連絡してください。
- 翌日以降も肌が赤い
- 3日経っても違和感やひりひり、かゆみがある
またサロンでも、日焼けした肌やデリケートゾーンなど敏感な部位に光を当てたときに、やけどが起きることもあります。上記のような症状がサロンでの脱毛後に起こった場合は、すぐに皮膚科を受診してください。
「ドクターサポート」や「医療機関(クリニック)と提携」など公式ホームページに明記してあるサロンもあります。もし書いてなかったり見当たらない場合はサロンに直接確認してください。
保湿クリームや軟膏で脱毛後の肌をケアしよう
脱毛後の肌は乾燥しており、ダメージや刺激を受けやすいので、脱毛中に保湿は必須です。
光脱毛・レーザー脱毛ともに、毛根にある毛乳頭を破壊することで毛を生えにくくします。すると毛穴の活動が低下し、一時的に皮脂や汗の分泌が少なくなり、肌の水分が蒸発して乾燥するんです。
また皮脂を覆う皮脂膜がなくなったり薄くなると、肌の修復力が落ちて刺激に敏感になり、肌荒れやかゆみを引き起こします。
さらに当日だけでなく、脱毛中は毎日保湿を心掛け、肌の乾燥を避けることが大切です。
乾燥している肌にレーザーや光を当てると、痛みに敏感になって出力を下げることになり、脱毛効果が薄くなってしまいます。そのためあまりに乾燥しすぎていると、危険と判断されて照射を断られてしまうことも。
脱毛中は保湿を徹底し、肌荒れを防ぎながら効率よく脱毛できるようにしましょう。
ただしサロン・クリニックによっては、脱毛当日の施術前は保湿クリームを塗ることが禁止されている場合もあります。通っているサロン・クリニックの指示に従って保湿を行いましょう。
紫外線対策は必須!日焼け止めか洋服で紫外線をブロック
脱毛では光やレーザーの照射により、毛の周辺にもダメージを与えるため、肌が敏感になりがち。そのため少量の紫外線でも炎症やシミを引き起こしてしまうので、日焼け止めや長袖で紫外線対策が必要です。
紫外線対策はシミや炎症だけでなく、日焼けした部位への施術によるやけども予防するため、当日だけでなく脱毛中はずっと続けましょう。
日焼けしすぎている場合は施術を断られることもあるんです。
日焼けは太陽の光に含まれる紫外線によって引き起こされますが、紫外線には「UVA」「UVB」「UVC」と3つの種類があり、それぞれ肌への影響は異なります。
紫外線の種類 | 肌への影響 |
---|---|
UVA | 紫外線の約9割を占め、雲などの影響をうけにくい。肌のハリや弾力を失わせる。 |
UVB | 一部は地表に到達し、肌の炎症やシミの原因となる。 |
UVC | 地表には到達しないため、肌には届かない。 |
紫外線は脱毛に悪影響を及ぼすだけでなく、肌のハリや弾力を失わせたり、炎症やシミの原因になるんです。
普段の生活での晴れの日はもちろん、冬や曇りの日でも日焼け止めを塗るなど紫外線対策は怠らないようにしましょう。
敏感肌の人や肌への刺激が心配で「当日は日焼け止めを避けたい」という人は、長袖長ズボンなど衣類で紫外線を防ぎましょう。
知らずにやりがち!脱毛後の肌トラブルを招くNG行動とは
忙しい女子の中には、脱毛の後にエステや女子会を入れたり、ダイエットのため運動をしてしまう人もいるのではないでしょうか。
でもちょっと待ってください!脱毛後に体を温めたり血流をよくすると、肌トラブルの原因になってしまうことがあるんです。
ここでは脱毛後のNG行為と再開可能時期について詳しくご紹介します。
脱毛後は運動や飲酒など体を温める行為はNG
脱毛後の肌は熱を持っているんです。そのため、体を温めたり血流をよくする行為は赤みを長引かせたりぶり返させたりするので避けましょう。
- 運動・飲酒・お風呂・エステ・マッサージ・岩盤浴・サウナ・プールなど
- 消臭・制汗スプレー・制汗クリームの使用
- 予防接種
- ムダ毛の自己処理
で体を温めると、後からヒリヒリや赤みなどの炎症を起こしたり、ほてりを長引かせることがあります。
脱毛の後は肌が熱を持っているため、その状態で体を温めて体温を上げると肌トラブルが長引いたりぶり返すので、逆に冷やす必要があるんです。
お風呂や飲酒はいつから?脱毛後に控えるべき行為と期間の目安
ここまで脱毛後・当日に控えるべき行為について紹介しましたが、いつから再開していいのか気になりますよね。
脱毛後控えるべき行為と期間の目安をまとめました。
脱毛後に控えるべき行為 | 控えるべき期間 |
---|---|
飲酒・運動 | 当日 |
お風呂(入浴) | 2日間 |
温泉・エステ・マッサージ・岩盤浴・サウナ・プール・制汗剤の使用 | 1週間 |
予防接種 | 10日後 |
自己処理 | 2週間 |
ただしクリニックやサロンによって決められている日数は異なります。あくまで紹介した期間は目安程度にして、詳しくは通っているクリニックやサロンに聞くようにしてください。
体を洗うときは手のひらで優しく洗って、肌への負担がかからないように気を付けて。
脱毛後に毛が抜ける時期と抜けないときの対処法
「今日脱毛に行ったのに、あんまり抜けてないのはどうして?効果がなかったの?」と不安になる人もいるのではないでしょうか。
でも安心してください、脱毛後でも光やレーザーが当たった毛はある程度伸び続けますが、2~3週間もすれば自然にぽろぽろと抜けるようになります。
ただし3週間経っても全く抜けなかったり、一部分だけ毛が残っている場合は、いくつか原因が考えられます。
- 機械との相性が悪く効果がなかった
- 照射パワーが弱すぎた
- 照射漏れ
これらはどのように見分け、対処すればよいのでしょうか。詳しく紹介していきます。
脱毛後に毛が抜けるのは2~3週間後
毛は脱毛しても2~3週間は伸び続けて、そのあと洋服やタオルとの摩擦などで自然に抜けます。
無理に毛を抜くと毛穴が傷ついたりはがれたりして炎症や出血の原因となるため、自然に抜けるまでそっとしておいてください。
また前回の脱毛で光やレーザーが当たらなかった毛も伸びてくるので、次回の脱毛までにムダ毛が気になったら、脱毛後に2週間開けてからシェーバーで自己処理をしましょう。
3週間経って毛が伸びても抜けないときにしたいこと
脱毛後3週間たっても抜けない場合は、残念ながら効果が出なかった可能性があります。
- 機械との相性が悪かった
- 出力が弱かった
- 毛のメラニンの量が少なかった
人によって毛の濃さや毛質は異なるので、その人に合った機械やタイミングで脱毛することで、効果が大きく変わってきます。
一部分だけ抜けない場合は照射漏れの可能性もありますが、サロンやクリニックによっては無料で追加照射をしてくれるところもあるので聞いてみてください。
レーザー脱毛について解説している記事は、次のとおりです。ぜひ参考にしてみてください。
リゼクリニックなら追加照射が可能
脱毛マシンが信頼できるものであっても、捜査するのは人なので照射漏れが起こるということもあります。
リゼクリニックなら、施術から4週間以内であれば無料で再照射することが可能なんですよ。
クリニックやサロンで施術を受ける場合、赤みや火傷・硬毛化(毛が濃くなる)・増毛化(毛が増える)などの副作用が起こることも。
リゼクリニックは照射漏れ以外も、脱毛が原因で起こるトラブルに対して無料で診察や治療が受けられる保証制度があります。
3週間経って毛が伸びず抜けないならスクラブで角質除去
3週間経っても毛が伸びずに抜けないなら、古い角質が肌の表面を覆って、毛が伸びてくるのを邪魔している可能性があります。
そんなときは種子や樹脂、塩などの細かい粒である「スクラブ」で角質除去すると、毛が排出されやすくなりますよ。体にはボディスクラブ、顔にはスクラブ洗顔料を使いましょう。
ただし肌に刺激を与えることになるため、スクラブを使うときは次の事柄に気を付けてください。
- 脱毛後2週間経っていて、赤みが出ていないことを確認する
- 黒ずみになるのを防ぐため、ごしごしこすらない
- お風呂で肌を柔らかくしてから使う
- 乾燥肌には使わない
スクラブは油分を洗い流すため、乾燥肌に使うと肌荒れを起こす場合があります。普段から保湿をしておき、商品を選ぶ時も保湿成分配合のものを選ぶのがいいですよ。
C3の回数無制限コースなら「毛が抜けない」と感じても安心!
サロンやクリニックのなかには、回数無制限のコースを設けているところもあります。
回数無制限で通えるので「毛が抜けない」と感じた場合も、回数を気にすることなく施術を受けることができるので安心です。
回数無制限のコースを設けているサロンやクリニックはいくつかありますが、おすすめは全身脱毛専門サロンの「C3(シースリー)」。
- ほぼ全身※が脱毛可能
- 日本人の肌に合う脱毛マシンを使用
- 施術した97.1%の人が効果に満足
- 研修を受け試験をクリアしたスタッフが施術・接客
- 医療機関と提携しているためトラブルが起こった場合も安心
- 全店舗最寄り駅から徒歩5分以内
「毛が抜けない」と感じたとしても、C3の回数無制限のコースなら回数を気にすることなく通うことができます。
脱毛後の自己処理方法とは
せっかく脱毛を始めたのに「次の脱毛までに毛が生えて来たらどうすればいいの?」と心配になる人もいるのではないでしょうか。
脱毛後2週間経っていれば、脱毛部位の自己処理も可能です。ただしその場合は肌への負担が軽いシェーバーを使いましょう。
毛抜きやワックスでツルツルにしたいと思うかもしれませんが、毛を抜いてしまうと次回の脱毛で効果が少なくなってしまい、脱毛終了まで時間がかかる原因になるんですよ。
それでは脱毛後の自己処理方法を詳しく見ていきましょう。
脱毛中は「剃る」一択!毛抜きがNGの理由とは
脱毛中は毛抜きやワックスでの処理はNGです。毛を抜いてしまったら、脱毛に行っても光やレーザーが当たらずに、後で同じ毛根から毛が生えてきてしまうんです。
毛の黒色に光やレーザーが反応して、毛を伝って毛根にダメージを与えるのが脱毛の原理なので、その毛がなければ脱毛もできません。
例えば銀座カラーでは、毛抜きや除毛クリームを脱毛前の1カ月以内に使った場合は施術できないこともあるんですよ。
そのため脱毛中の自己処理は剃るのがおすすめですが、このときカミソリは厳禁です。カミソリによって肌に細かい傷がついて、炎症や肌荒れを起こしたり、黒ずみが残ってしまう可能性があるからです。
脱毛中におすすめの自己処理方法
脱毛後の自己処理の方法でおすすめなのは、顔用シェーバーで剃ることです。
顔用シェーバーなら肌への負担が少ないので、デリケートゾーンにも使えます。ただし肌に強く当てたりすると皮膚が傷つくので、力はなるべく入れないようにしましょう。
またお風呂場は雑菌が繁殖しやすく、肌に雑菌が入ると炎症を起こしてしまう危険があるため、入浴中にお風呂場で毛を剃るのはNGです。
入浴後の毛が柔らかく毛穴が開いた状態でシェービングするのがおすすめです。シェービングの後は保湿をしっかりして肌を守ってくださいね。
脱毛後は正しいケアでツルスベ肌を目指せ!
せっかくツルスベ肌を目指して脱毛を始めたのですから、脱毛での肌トラブルは避けたいですよね。脱毛後はケアを怠らず、控えるべき行為も押さえておきましょう。
脱毛後はすぐに毛が抜けるわけではないので、2~3週間は待ってください。
3週間経っても毛が伸びるばかりで全く抜けなかったり、一部だけ残っていたら、クリニックやサロンに相談してくださいね。
毛が伸びず抜けもしないなら、毛が古い角質に邪魔をされて抜けられなくなっている可能性もあるので、そんなときはスクラブを使って角質除去してみましょう。
また脱毛後にムダ毛が気になるなら、脱毛から2週間経ってからシェーバーで剃って処理するのがおすすめです。
脱毛後はケアを怠らず、控えるべき行為を押さえて、ツルスベ肌を目指しましょう!