女性の「ひげ」の適切な処理方法!鼻の下の毛が濃くなる原因と対策
生えていると目立ってしまいがちな鼻下のムダ毛。頻繁に処理する必要があるものの、「どう処理するのが一番いいの?」と悩む人もいるでしょう。
さまざまなムダ毛処理方法がありますが、なかには肌へのダメージが多いものもあるため、気をつける必要があります。
この記事では、そんな鼻下のムダ毛を適切に処理する方法をご紹介。
さらに、鼻下の毛が濃くなって困っているという人のために、鼻下の毛が濃くなってしまう原因と対策についてもお伝えします。
鼻下のムダ毛の処理方法一覧!適切な処理方法は?
顔の中心付近にあるため目立ちやすく、頻繁な処理を必要とする鼻下の産毛。
スキンケア商品や化粧品を製造・販売しているドクターベルツが2014年に行った「現代女性の健康と美容に関する意識調査レポート」によると、顔の産毛でお手入れしている箇所としてもっとも多かったのが「鼻の下」、続いて「口周り」という結果でした。
そんな厄介な鼻下の産毛ですが、どう処理したものか悩む人も多いでしょう。主な処理方法としては、次のものがあげられます。
剃る | カミソリ、電気シェーバー |
---|---|
抜く | 毛抜き、脱毛テープ、脱毛ワックス |
溶かす | 除毛クリーム |
薄くする | 抑毛ローション |
生えなくする | クリニックやサロンでの脱毛 |
処理方法 | 費用 |
---|---|
カミソリ | 100円~300円程度(数本入り) |
毛抜き | 100円~1,500円程度 |
脱毛テープ | 300円~900円程度(数枚入り) |
除毛クリーム | 600円~3,000円程度 |
抑毛ローション | 700円~3,000円程度 |
脱毛ワックス | 800円~4,000円程度 |
電気シェーバー | 1,000円~4,000円程度 |
脱毛 | 5,000円~30,000円程度※ |
馴染みのない脱毛方法もあるかと思います。それぞれの「肌への優しさ」「効果の持続性」「コスパ」をチェックしていきましょう。
処理方法 | 肌への優しさ | 効果の持続性 | コスパ |
---|---|---|---|
カミソリ | × | × | × |
電気シェーバー | ○ | × | ○ |
毛抜き | × | △ | ◎ |
脱毛テープ | × | △ | × |
脱毛ワックス | × | △ | × |
除毛クリーム | × | × | × |
抑毛ローション | ◎ | △ | △ |
脱毛 | ○ | ◎ | ◎ |
「肌への優しさ」「効果の持続性」「コスパ」ともに優れており、特におすすめなのはクリニックやサロンでの脱毛です。
脱毛の場合、毛を根本からなくすため「剃り跡が青ひげっぽくなってしまう」という人にも効果的ですよ。
ほかの方法だと肌への負担が大きくて、肌荒れしやすいんだ。デレラに辛い思いはしてほしくないからね。
鼻下のムダ毛の処理に適している「脱毛」と「電気シェーバー」、「抑毛ローション」。それぞれについての詳細は、次の項目で紹介します。
おすすめ処理方法の詳細と注意点
この項目では、次の3つの処理方法について解説します。気になる項目をタップしてご覧ください。
脱毛方法にも種類がある!自分に合った脱毛方法を選ぼう
鼻下のムダ毛を脱毛で処理したい場合、基本はクリニックまたはサロンへ通うことになります。
多くの場合、クリニックでは「医療レーザー脱毛(永久脱毛※)」、サロンでは「光脱毛」という方法で脱毛を行います。
脱毛完了から一定期間過ぎた時点で、一定量の毛が減っている状態を指します。日本では、永久脱毛は医療機関でしか受けることができません。
詳しくは「永久脱毛とは?永久脱毛=一生毛が生えてこないことじゃない」の記事で解説しています。
医療レーザー脱毛 | クリニック |
---|---|
光脱毛 | サロン |
医療レーザー脱毛と光脱毛、それぞれの特徴は次のとおり。
比較項目 | 医療レーザー脱毛 | 光脱毛 |
---|---|---|
脱毛効果 | 強い | 弱い |
毛が生えにくく なるまでの回数 |
5~8回 | 12~24回 |
痛み | 強い | 弱い |
鼻下脱毛が安いおすすめのクリニック・サロンは、次の記事で紹介しています。
鼻下の脱毛に家庭用脱毛器を使用したいという人は、次の記事を参考にしてください。
電気シェーバーのメリット・デメリット!自己処理する場合の注意点
電気シェーバーでの自己処理には、ほかの処理方法と比べ肌に優しいという特徴があります。また電気シェーバー自体もリーズナブルで、長く使えるためコスパがいいのも魅力です。
しかし肌にまったく負担がないわけではなく、頻繁に使用することで肌荒れや色素沈着を起こすリスクがあります。
メリット | ・低価格でコスパもいい ・自己処理方法としては比較的肌に優しい ・毛を素早く処理できる |
---|---|
デメリット | ・丁寧に剃らなければ肌を傷つける ・肌荒れ・色素沈着を起こす可能性がある |
電気シェーバーを利用する場合、肌荒れや色素沈着への対策をしておくと安心です。具体的には、次のことをしておくといいでしょう。
- 刃が肌を痛めにくい設計になっている製品を選ぶ
- 処理後は化粧水やクリームでしっかり保湿する
- できるだけ処理の頻度を減らす
使い続けて毛を薄くする「抑毛ローション」!おすすめ製品は?
抑毛ローションは、それ自体が直接的に毛を処理してくれるわけではなく、化粧水のように使うことでムダ毛が薄くなっていくというものです。
メリット | ・肌に優しい ・ほかの処理方法と併用できる |
---|---|
デメリット | ・効果を感じるまで時間がかかる ・使い続けないと効果が持続しない |
より効果が期待できおすすめなのは、鈴木ハーブ研究所の「パイナップル豆乳ローション」。
鈴木ハーブ研究所が行ったアンケートでは、使用者の96%が商品に満足し、今後も使用していと答えています。また35%の人は、使い始めて2週間~3カ月以内に効果を感じたと回答。
・ムダ毛が目立たなくなった
・肌がスベスベになった
・肌色が明るくなった
・化粧ノリがよくなった
パイナップル豆乳ローョンには、美肌成分も多く含まれています。
パイナップル豆乳ローションは、効果に満足できなければ商品到着後30日以内なら、商品代を全額返金※してくれます。そのため、「効果がわからないから試してみたい」という人にもおすすめです。
「オス化」や「多毛症」に注意!毛が濃くなってしまう原因と対策
鼻下のムダ毛に悩む人のなかには、「最近鼻下の毛が濃くなってきた」「男性のひげのような太い毛が突然生えてきた」「ムダ毛の処理回数が増えた」という人もいるのではないでしょうか。
ここまでは鼻下のムダ毛の処理方法についてお伝えしてきましたが、「そもそもどうしてムダ毛が濃くなってしまうのか?」という問題、その原因と対策についてここでは解説していきます。
【原因その①】ホルモンバランスの乱れによる「オス化」
鼻下の毛が濃くなってしまう原因として、まずあげられるのがホルモンバランスの乱れによる「オス化」です。
女性の体内では女性ホルモンだけではなく、男性ホルモンも作られています。普段は女性ホルモンが男性ホルモンのはたらきを抑えることで、ホルモンバランスを保っているんです。
しかしストレスや食生活の乱れ・睡眠不足が続くと、あっという間にホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンが多くなってしまいます。
紹介したとおり、ホルモンバランスが乱れる原因は主に「ストレス」や「生活環境の悪化」。そのため、対策としては次のものが挙げられます。
- 1日6時間以上寝る
- 睡眠の質を改善する
- 食生活を改善する
- 適度に運動をする
- 喫煙は控える
- 趣味でストレス発散する
オス化の原因や対策について、さらに詳しくは次の記事をご覧ください。
【原因その②】卵巣や副腎の疾患からくる場合もある「多毛症」
「多毛症」とは毛が増えるわけではなく、産毛のような細い毛が太い毛に変化してしまう状態のこと。多毛症は、次の2種類に分けられます。
種類 | 症状 |
---|---|
無性毛型多毛症 | 男性ホルモンや性別に関係なく、体毛が局所的・または全体的に異常な程度まで生えてしまう |
男性型多毛症 | 男性ホルモンによって引き起こされ、軟毛が太くなったり硬くなったりする |
多毛症は原因不明の場合もありますが、重大な病気が隠れていることもあります。男性型多毛症の90%以上が「特発性多毛症」と「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」です。
特発性多毛症は原因不明であり、多毛症の約半数を占めます。多毛以外に症状はないため、生活スタイルを改善しながら薬物療法で治すか、脱毛してしまうかのどちらかの方法で対処します。
多毛症としての症状もそうですが、そのほかにも何か気になる症状がある場合は、まずは病院で検査を受けましょう。
多毛症について更に詳しくは、次の記事をご覧ください。
正しくムダ毛を処理し理想の鼻下を手に入れよう!
ムダ毛の処理方法は数あれど、肌に優しくない方法も多いです。
鼻下のムダ毛対策として一番おすすめなのは、「自己処理で色素沈着する心配がなくなる」「剃り跡が青くなるのを解消できる」などメリットが多い脱毛。
自己処理をしたい場合は、ほかの方法と比べ肌に優しい「電気シェーバー」の使用がおすすめです。できるだけ、肌への負担が少ない設計になっている製品を選びましょう。
またストレスや生活環境の乱れでホルモンバランスが乱れ、それが原因で毛が濃くなってしまう場合もあります。思い当たる部分がある人はムダ毛処理と並行し、そちらの改善も行っていくといいですよ。
適切な方法でムダ毛の処理を行い、理想の鼻下を手に入れましょう。